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Text File  |  1996-09-03  |  4KB  |  107 lines

  1. CacheGallery 1.0 操作マニュアル
  2.  
  3. 1. 画像ファイルの取り込み方法について
  4.  
  5. (1) 最も基本的な操作は、CacheGalleryを起動した後、Fileメニュー内
  6.  の「Open Folder」から画像ファイルまたはキャッシュファイルが保存
  7.  されているフォルダを選択する方法です。
  8.  CacheGalleryはDroplet機能もサポートしていますので、デスクトップ
  9.  上で該当フォルダをドラッグすることも可能です。
  10.  
  11. (2) 一旦、フォルダを選択して処理が完了した後、Fileメニュー内の
  12.  「Save Config」を使用すれば、ファルダ情報を記録した設定ファイル
  13.  を保存することができます。同ファイルをダブルクリックまたはドロップ
  14.  すれば、記録済みのフォルダ情報を元に処理を実行することが可能です。
  15.  
  16. (参考) Netscapeのキャッシュフォルダの場所
  17.  システムフォルダ->初期設定フォルダ->Netscapeフォルダ->Cache
  18.  フォルダ
  19.  
  20. 2. CacheGallery操作ウィンドウについて
  21.  
  22. (1) 画像ファイル名一覧リスト
  23.  選択したフォルダ内に画像ファイルまたは画像が収録されているキャッシュ
  24.  ファイルがあれば、同リストにファイル名 : 画像フォーマット名称の一覧
  25.  が表示されます。
  26.  それぞれの表示項目をクリックすればプレビュー表示エリアに画像が表示さ
  27.  れます。
  28.  キーボード上の上矢印・下矢印キーでもリスト上の選択項目を上下させる
  29.  ことが可能です。
  30.  
  31. (2) プレビュー表示エリア
  32.  画像ファイル名一覧リスト上で選択された画像ファイルまたはキャッシュ
  33.  ファイルに収録されている画像を 96 X 96 ピクセルにスケーリングした
  34.  うえでプレビューイメージとして表示します。
  35.  
  36. (3) 画像情報
  37.  画像ファイル名一覧リスト上で選択された画像ファイルまたはキャッシュ
  38.  ファイルに収録されている画像に関する簡単な概要情報を表示します。
  39.  
  40. (4) 操作ボタン
  41.  
  42.  ・Save Original
  43.  ・Use Viewer
  44.  各ボタンは、同名のメニュー項目を代行することが可能です。
  45.  
  46. 3. メニュー項目について
  47.  
  48. (1) ファイルメニュー
  49.  
  50.  ・Open Folder
  51.  画像ファイルまたはキャッシュファイルが保存されているフォルダを
  52.  選択できます。CacheGalleryでは、指定したフォルダに保存されている
  53.  フォルダも徹底的に検索する機能をサポートしています。
  54.  
  55.  ・Open Config
  56.  「Save Config」で保存した設定ファイルを開くことができます。
  57.  
  58.  ・Save Original
  59.  画像が収録されているキャッシュファイルを普通の画像ファイルに変換
  60.  したうえでコピーすることができます。
  61.  コピーされたファイルは、「Preference」で設定した該当画像フォー
  62.  マットに対応したビューアソフトのクリエータが適用されます。
  63.  
  64.  ・Save Config
  65.  同メニュー項目では、フォルダ毎に設定ファイルを保存できます。
  66.  任意のフォルダに収録されている画像ファイルは常に同じ状態である
  67.  とは言えません。特に、Netscapeのキャッシュフォルダの場合は、
  68.  Netscapeを使用する都度、キャッシュフォルダの内容が変化します。
  69.  このため、CacheGalleryでは、個々の画像データではなくフォルダ
  70.  の情報を個別の設定ファイルに記録し、再利用できるよう工夫して
  71.  います。
  72.  
  73.  ・Use Viewer
  74.  各画像データをフルスケールで表示するために予め設定済みのビューア
  75.  ソフトを起動できます。
  76.  
  77.  ・Preference
  78.  CacheGallery自身は、高速の閲覧機能を重視した結果、個々の画像
  79.  データをフルスケールで表示する機能を備えていません。このかわり
  80.  それぞれの画像データをフルスケールで表示するビューアソフトを
  81.  設定することが可能です。
  82.  
  83.  (ビューア設定例)
  84.  PICT,JPEG,GIF:JPEGView
  85.  Photoshop 2.5/3.0:Adobe Photoshop
  86.  
  87.  ・Quit:
  88.   CacheGalleryを終了します。
  89.  
  90. (2) 編集メニュー
  91.   使用しません。
  92.  
  93. 4. その他留意事項
  94.  
  95. (1) キャッシュファイルのなかには不完全な内容で保存されているものが
  96.  あります。このようなファイルのプレビューイメージを表示しようと
  97.  すると、QuickTimeの内部でループしたりシステムエラーになることが
  98.  あるようです。
  99.  
  100. (2) CacheGalleryは、各画像ファイルを処理するにあたりQuickTime 2.5
  101.  より採用された"QT Graphics Importers"と呼ばれるコンポーネントを
  102.  利用しています。
  103.  仮にQuickTime 2.5以前のバージョンがインストールされている場合に
  104.  は、自力でPICT,JPEG(JFIF)フォーマットのみをサポートしています。
  105.  GIFをサポートしない理由は、CacheGalleryを将来有償化する際に、
  106.  CompuServe,UNISYSの著作権が足枷になるからです。
  107.